社労士の皆さんなら、こんな経験が一度や二度あるのではないでしょうか?
『そんなの会社の運用が悪いからだ!』
おっしゃる通りです。たしかに、そうかも知れませんね。ここだけの話、ホンネを言えば、実は私たちもそのように思っていました。
だから、『社労士がもっと就業規則や人事制度の運用について指導をするべきだ』と考えていたのです。
でも、多くの社労士の方には、現場での運用指導経験が少ない。 きっと、何を、どのように指導すれば良いのかわからない人が多いのではないだろうか?
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そこで、誰かがきちんと情報を提供すべきだ。
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『よし、セミナーを開催しよう!』
『セミナーのタイトルは、「就業規則運用指導コンサルタント養成講座」で決まりだ!』
こうして、このプロジェクトは本年1月よりスタートしたのです。
日程を決めて、会場を確保して、メルマガで事前の案内をして。
すべてが順調に進んでいるように見えました。
あの日のミーティングで、私がこのひと言を口にするまでは・・・。
『でもさ、就業規則がない会社だって労務管理は必要だよな〜』
『それじゃ、10人未満の会社はどうするの?』
『だって、社労士の関与先って10人未満の会社が多いはずでしょ?』
会議室の雰囲気がどんよりと重くなりました。
メンバー全員が言葉につまってしまったのです。
そして、このプロジェクトは暗礁に乗り上げてしまいました。
この日から、私たちは就業規則や人事制度について徹底的に研究を続け、議論を重ねてきました。
『そもそも就業規則とは何だ?』
『なぜ、人事制度が必要なんだ?』
『どうすれば、我々のやろうとしていることを理解してもらえるのだろう?』
それはもう、乾いた雑巾から水を搾り出すような厳しい作業でした。
『やっぱりセミナーは中止すべきではないのか?』
疲れ果てたメンバーからは、そんな意見も出されました。ある時、ヤケになったあるメンバーが吐き捨てるように呟きました。
『就業規則や人事制度じゃない「別のもの」がいるんじゃないの?』
その時、私はまるでハンマーで頭を叩かれたような衝撃を受けました。
だって、ウチの社名は(株)全就連(全国就業規則普及促進連盟)。
全国に就業規則を普及させることを目的としている会社だからです。
『今さら、就業規則じゃないといってもなぁ〜』
でも、よく考えてみると私たちの議論は『就業規則ありき』だったのも事実です。 つまり、あまりにも就業規則に固執しすぎていたようなのです。
そこで、いったん頭を冷やし、就業規則のことを切り離して議論することにしました。
すると、不思議なことが起きたのです。
沈滞していたムードが一転。再び議論が活発になり、新たな展開が始まりました。
こうして、私たちは一つの結論を得ることができました。 それが、今回のセミナーで皆さんにお伝えする内容です。 |